電子メールで添付ファイルが容量大きすぎて送れませんでした。どのようにファイルを送信すればいいですか?
仕事やプライベートで大きなファイルをメールで送信しようとした際に、ファイルサイズが大きすぎて送れなかった経験はありませんか?
大きなファイルを電子メールで送信できない場合、以下の方法を試してみてください。
電子メールの添付ファイルは送信の際ファイルサイズが大きくなる
具体的には、電子メールはバイナリデータ(画像やPDFなどのファイル)を扱うためにMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)という形式を使用しています。MIMEでは、添付ファイルをBase64エンコーディングに変換して送信します。このエンコーディングの過程でファイルサイズが約33%増加するのが一般的です。
つまり電子メールでファイルを添付して送信する際、元のファイルサイズよりも大きくなります。例えば、10MBのファイルを添付した場合、Base64エンコーディングによって実際に送信されるファイルサイズは約13.3MBになります。
目次ファイルを圧縮するファイルをZIP形式やRAR形式で圧縮すると、サイズが小さくなることがあります。これでメールの添付ファイルサイズ制限をクリアできるかもしれません。
あわせて読みたいファスナー(チャック)のついたフォルダはzip圧縮ファイルWindowsパソコン内の「ファスナーのついたフォルダ」は、通常「圧縮(ZIP形式)フォルダ」を指します。これは、複数のファイルやフォルダを一つの圧縮ファイル(ZIPファ…クラウドストレージサービスを使用するGoogle Drive、Dropbox、OneDriveなどのクラウドストレージサービスにファイルをアップロードし、そのリンクをメールで送る方法があります。
Google DriveDropBoxOneDriveファイルをアップロードした後、共有リンクを作成し、受信者に送信します。
ファイル転送サービスを利用するファイル転送サービスを利用して、大容量のファイルを送信できます。これらのサービスは、リンクを生成してメールで送ることで、受信者がそのリンクからファイルをダウンロードできるようにします。
ギガファイル便FireStorageデータ便複数のメールに分割して送る複数のファイルがある場合は、ファイルをいくつかに分けて複数のメールで送信することも考えられます。ただし、これは手間がかかるので他の方法が優先されます。
これらの方法のいずれかを試すことで、大きなファイルでも安全に送信できます。ぜひ参考にしてください。
添付ファイルのサイズ制限、各社の容量MNまた、電子メールを送信できたとしても送付先の相手が受信できないケースもあります。
多くのメールサービスには添付ファイルのサイズ制限があり、ファイルがその制限を超えると送信できなくなります。
MN古いメーラーやサーバーでは3MB程度しか送受信できない可能性があります。どのような相手でも問題なくメールを受信できる容量は、添付ファイルのみで2MBが目安とされています。
Gmail、Outlook、Yahoo Mail、iCloud Mail、各プロバイダのメールサービスのファイルサイズ制限を紹介し、それを回避するための具体的な方法を説明します。
Gmail添付ファイルのサイズ制限添付ファイルサイズ制限最大25MBまで
回避方法Google Driveを利用25MBを超えるファイルは自動的にGoogle Driveにアップロードされ、リンクがメールに挿入されます。このリンクを利用してファイルを共有できます。
ファイル圧縮ファイルをZIP形式に圧縮することでサイズを減らし、25MB以内に収めることも可能です。
Outlook (Hotmail, Live.com)添付ファイルサイズ制限最大20MBまで
回避方法OneDriveを利用:Outlookでは、大きなファイルをOneDriveにアップロードして、そのリンクをメールに挿入するオプションがあります。これにより、ファイルサイズの制限を回避できます。
ファイル分割 20MBを超えるファイルを複数の部分に分割して、それぞれを別々のメールで送信する方法もあります。
Yahoo Mail添付ファイルサイズ制限 最大25MBまで
回避方法DropboxやGoogle Driveを利用Yahoo Mailでは、DropboxやGoogle Driveと連携しているため、これらのサービスを利用して大きなファイルをアップロードし、リンクをメールに挿入することができます。
ファイル圧縮送信するファイルをZIP形式に圧縮して、サイズを25MB以内に収めることも有効です。
iCloud Mail添付ファイルサイズ制限最大20MBまで
回避方法Mail Drop機能を利用 iCloud Mailでは、20MBを超えるファイルをMail Dropを使って送信できます。Mail Dropは、最大5GBのファイルを一時的にiCloudに保存し、そのリンクをメールで送信する機能です。
プロバイダー独自のメールサービスMNプロバイダ提供のメールアドレスを使う人は、特に長年インターネットを使っている人や、自宅でプロバイダと契約している人が多いです。
制限1通当たり一般的に10MBから20MBの範囲が多いです(